フラつきにくいレザースニーカー!内反足の方向けの靴制作例紹介

内反足対応レザースニーカー 制作事例

内反足という言葉はご存知でしょうか?
内反足とは、くるぶしより先から足の指の先までが極端に内側に向いているものをいいます。 原因は分かっておらず、先天性のものがほとんどです。先天性内反足は、欧州では最も一般的な先天性の足部疾患と言われています。
疾患や外傷により内反足変形を起こすこともあります。

内反足は歩行時のフラつきや、足の外側のタコにつながります。

今回は内反足の方で歩行時に不安定感を訴える方に制作した靴をご紹介します。
内反変形とまではいかずとも、歩行時のフラつき、足の外側のタコなどがある方は参考していただけると幸いです。

基本データ

性別
身体的特徴 足の外側だけで歩いてしまう
両足 : 内反変形,つま先が上げにくい
左足は内反が強い。
他動なら正常な位置に戻すことは可能
デザイン レザースニーカー
製法 セメント
インソール
金額 ¥108,000

今回のご要望

歩くときのフラつきを改善したい。
仕事の都合上、天候は関係なく毎日たくさん歩くので
歩きやすい靴が欲しい。

内反変形による足のトラブル

内反足によって起きるトラブルの一部をご紹介します。

外側荷重によるトラブル(ふらつき、タコ)

内反変形が強い場合、足の外側(土踏まずの反対側)しか地面につくことがありません。
そのため歩くとき、地面と足が触れている面積が小さく、非常に不安定です。捻挫する危険性も増大します。
足の外側ばかりに負担がかかると、皮膚が硬くなる”タコ”の原因になるとも言われています。

つまづきやすくなる

足の構造上、つま先を内側に向けると、つま先立ちと同じ状態になります。
足には外返しと内返しという二つの運動があります。内反足は内返しの状態ですので、つま先が地面の方向に向きます。
そのため、つま先と地面の距離を保つことができず、つま先が地面に引っかかり、つまづいてしまいます。

歩行時のフラつき対策

歩いているときに、足の外側だけが地面ついている状態を解消するために、
靴底の外側とインソールの外側にウェッジを入れました。
これにより荷重を内側に誘導し、足を全面接地することが可能になります。

その他靴のポイント(デザイン面)

お仕事でもプライベートでも履けるレザースニーカーをお作りしました。
雨の日でも履けるように防水の革を使用。脱ぎ履きを楽にするため、ファスナーを採用しました。

その他調整ポイント

つま先を擦らないようにあげている“つまづきやすさに”対応するためにつま先をあげる加工を施しました。

床面とつま先の距離を保ちやすくなり、つまづきにくくします。

左足はつま先が内側に向いているので靴型を補正しました。
親指の負担を軽減し、履き心地を向上させます。

まとめ

内反足というキーワードで制作事例を紹介しました。
ソールウェッジやつま先あげ加工は、内反足に限らず、歩行時のフラつきや、つまづきやすい方におすすめの調整です。
ソールウェッジはお手持ちの靴を加工することで、後付けも可能です。
歩行時のフラつきが気になる方は、ぜひ一度ご来店いただき、ご相談ください。
お客様の足に合わせるだけでなく、股関節や膝などのトラブル、生活様式に合わせた、デザイン、機能を持った靴をお作りします。

参考引用文献
観察による歩行分析
キルステン ゲッツ・ノイマン  (著),  Kirsten G¨otz‐Neumann   (原著),  月城 慶一  (翻訳),  江原 義弘  (翻訳),  山本 澄子  (翻訳),  盆子原 秀三  (翻訳)
整形靴と足部疾患
日本整形靴技術協会 IVO Japan

 

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