つまづきやすい方へ!股関節にトラブルがある方の靴制作例紹介

つまづきやすい人必見!股関節が動かしにくい人の靴 制作事例

「最近、つまづくことが増えた」「歩いている時、つま先が地面に当たるようになった」なんてことはありませんか?
”つまづき”は転倒による怪我などを引き起こす危険な要因です。転倒が原因の怪我で、寝たきりなどの重篤な自体を招く可能性は年を重ねるにつれて上昇します。”つまづき”は軽視せずしっかり対策が必要です。

そんな”つまづき”の原因の一つに股関節が関わっているケースがあります。
今回は、股関節が動かしにくく、”つまづき”やすくなってしまった方向けに、お作りした靴をご紹介します。

靴における”つまづき”の対策方法などを記載しています。
”つまづき”にお悩みの方はご覧ください。

基本データ

今回の靴の画像

チャッカーシューズ。足首はベルトで固定。防水の革を使用しています。

性別 女性
身体的特徴 杖を常用
右足 : 股関節は曲げることが困難
左足 : 脚長差有 下垂足
デザイン チャッカーシューズ
製法 セメンテッド
インソール
金額 76400

以前に一度お作りさせて頂いており、今回は2度目の制作です。

なぜ股関節が曲がらないと”つまづき”やすくなるのか?

歩行中、片足が地面に付いている間はもう片方の足は地面から離れています。この時、足を地面に擦らないようにするために股関節やひざ関節は曲げ、足関節はつま先をあげます。こうすることで、足と地面との距離を確保します。しかし、股関節に問題が起き、動かすことが難しくなると、曲げれずに足と地面との距離をとることができません。結果、つま先が地面に衝突し、”つまづき”が発生してしまいます。

”つまづき”対策

つま先を擦らないようにあげている

つま先をあげる事

靴のつま先をあげる事で地面に引っかかりにくくなります。
矢印の部分が地面につくことで、つま先が地面につくよりも、足運びをスムーズになり、”つまづき”を防止します。

靴の軽量化

靴を軽量にすることで股関節を曲げやすく、床面とつま先との距離を保ちやすくします。股関節の筋力が弱くなりなどで、股関節が曲げずらくなった場合、重たい靴では足をあげることが難しくなります。軽くする事で少ない筋力でも股関節を動かすことが可能になります。

今回は、底材にEVAを使用し革も軽量なものを使用しています。
重量は右 210g 左 260g で制作しました。
前回は強度を重視した革と底材を使用したため、
右 400g 左450g と靴としては重い靴でしたので、前回の靴と比べると約”200g”程度軽量化することができました。

その他靴のポイント(脚長差対策など)

 

脚長差を補正するために底にウェッジをつけている今回は前回オーダーを頂いた靴の色違いでお作りしました。

靴種は両足共に不安があるため、足首まで固定できるチャッカシューズを選択。
股関節を曲げることが困難で、靴を自力で脱ぎ剥ぎすることが難しく、普段は介助が必要とのこと。そのため履き口は広くし楽に足を入れることができるデザインにし、足首はベルトで固定できる仕様にしました。
雨の多い季節でも履けるように防水の革を使用。
また脚長差を補正するために17mmの補高を行い、両足のバランスを整えました。

まとめ

今回は歩いている時の”つまづき”対策として、靴のつま先をあげること、軽量化することを行いました。靴を軽量にしたことで足運びがスムーズになり、歩きやすくなったとのご感想を頂戴しました。
「最近、つまづきやすくて外を歩くのが億劫になってしまった」などで、
”つまづき”にお悩みの方はぜひ一度ご来店いただき、ご相談ください。

お客様の足に合わせるだけでなく、股関節や膝などのトラブル、生活様式に合わせた、デザイン、機能を持った靴をお作りします。

 

オーダーメイドシューズは本社工房、快足館どちらの店舗でも受け付けています。本社工房にご来店の際はご予約が必要です。修理、調整の際は来店予約のいらない快足館がおすすめです!

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